沖縄赤十字病院

ロコモ検診(運動器検診)を新設しました(人間ドックオプション)

新着情報

2016年06月03日 健康管理センターからのお知らせ

ロコモ検診(運動器検診)を新設しました(人間ドックオプション)

2014年の日本人女性の「生命寿命」は86.8歳。一方、介護を受けることなく自立した生活ができる「健康寿命」は74.2歳。その差は12年半(男性は9年)。衣服の着脱や食事、排泄や入浴などの介護を必要とする人は75歳ころから急増します(2010年、500万人)。
その原因は女性では骨折 ・ 転倒や関節疾患が最も多く、男性では脳卒中が最多です。75歳ころに要介護になるおそれの高いロコモ症候群予備軍を早期に検出して(40歳頃から)、それへの対策を行うことにより、生命寿命と健康寿命の差を減少させることがロコモ検診の目的です。
ロコモ検診は、3つのロコモチェック(2ステップテスト、立ち上がりテスト、ロコモ25)と骨密度検査、さらに新たに下肢筋力測定検査(ALCARE社)を加えて総合的に運動器機能を判定する、全国に先駆けた新しい評価法です。また各個人の筋力レベル成績にあわせて、一人ひとりに最適な自宅での運動メニュー(DVD使用など)を個別指導いたします。
あなたも自分のロコモ度を総合チェックして、運動機能の維持回復に備えませんか?

医療社会事業部長 青木英彦

パンフレット